日本全国4,000軒の農家の中から、最も多くのお客様に感動を与えた農家を表彰する「農家・オブザイヤー」。
2018-2019年は、野菜をお届けする宅配ブランド「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の契約農家4,000軒の中から、まず20軒の野菜がノミネートされ、その中からファン投票が行われ、3月4日「N-1サミット2019」にて発表。富山県の「あめトマト」(スマートフォレスト)が最高金賞を受賞しました!
4月14日(日)放映のテレビ番組「坂上&指原のつぶれない店」の中でも「高いのにナゼ売れる!?(秘)野菜の宅配で超人気」な日本一美味しい野菜として紹介されました。
全国でおいしい野菜を作ろうと努力している農家さんが増えてきているいま、今回はどんな農家さんがノミネート、受賞されたのか、そしてその農家さんが作る野菜は買ったり、宅配してもらったりできるのか、ご紹介したいと思います!
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最高金賞は富山の「あめトマト」!他に各地方から地区賞を発表!
20軒のノミネート農家のうち、最高金賞に輝いたのは「トマトの香りと味がとても濃くて、新鮮で最高のミニトマト!」などと評価が高い富山県の生産者団体「スマートフォレスト」さんが提供する「あめトマト」でした!
そのほか、各地方の地区賞には以下の農家が選ばれました。
- 北海道・東北ブロック:おしろいきゅうり(福島県/福島わかば会)
- 関東ブロック:三浦大根(神奈川県/黒崎研究会)
- 中部ブロック:あめトマト(富山県/スマートフォレスト)
- 近畿・四国・中国ブロック:富有柿(奈良県/王隠堂農園)
- 九州・沖縄ブロック:霧立ち丸おくら(長崎県/ながさき南部生産組合)
それぞれ、どんな野菜でどこで買うことができるのか、見てみました。
最高金賞:あめトマト(富山県/スマートフォレスト)
味づくりのポイントは、ミディサイズのトマトを水分調整と空調管理を徹底して、旨みの凝縮したミニサイズに育てることだそうです。私たちがイメージするミニトマトとは違う、皮や果肉のしっかりした、甘味と酸味のほどよいバランスの味と、食べごたえを実現したのだとか。どんな味なのか、かなり気になります。
「あめトマト」を購入できるのは、野菜宅配大手の「Oisixオイシックス」です。
※注文が多く売り切れる場合がありますので、予めご了承ください。
おしろいきゅうり(福島県/福島わかば会)北海道・東北ブロック地区賞
福島県のわかば会では、バランスの良い土壌になるよう毎年土壌分析を行っていて、その結果にあわせて肥料を調整しているそうです。土づくりをしっかりしているから、おいしいきゅうりができるそうです。雨や乾燥から身を守るため、きゅうり自身が表面に白い粉を出すのだそうで、それが「おしろいきゅうり」の名前の由来になっています。おすすめはズバリ「何もつけずにまず食べる」。
うーん、これは食べてみたい!!
おしろいきゅうりは同じく野菜宅配のブランド「大地を守る会」で単品で注文することができるようです。
※注文が多く売り切れる場合がありますので、予めご了承ください。
三浦大根(神奈川県/黒崎研究会)関東ブロック地区賞
三浦半島特有の気候と土壌で栽培する「三浦大根」。大きいものは大人の「ふともも」くらいのサイズがあるのだとか!特徴は下に向かって太くなるその形。そのぶん収穫が難しくなり(抜くのが大変!)実は生産者も減っているらしいのですが、今回受賞した生産者の黒崎研究会さんはその味に惚れ込み、技術を駆使してそれを育てているそうです。
富有柿(奈良県/王隠堂農園)近畿・四国・中国ブロック地区賞
柿畑って見たことありますか?ここ奈良県の王隠堂農園さんは、高度100から500メートルの傾斜地で陽あたりがよく果樹栽培に適した環境で柿を栽培しています。柿ができてくる秋頃は、ここでは日中は暖かいのですが、朝晩は吉野山から冷えた空気が入り込み、この昼夜の気温差がいい色づきを育ててくれて、しかも味わいを深くするのだとか。しかも収穫のときには、ひとつひとつ実を見て、完熟したものだけを見極めでとっていくということで、環境と手間が生んだ一品といえそうですね。
富有柿は季節物で、果物としての柿は収穫できる11月頃が注文・お届けのタイミングになるようです。残念ながら来年を待つしかなさそうですが、同じ王隠堂さんから、奈良名物の干し柿で柚子を巻いたゆず巻き柿は注文できるようです。
※注文が多く売り切れる場合がありますので、予めご了承ください。
霧立ち丸おくら(長崎県/ながさき南部生産組合)九州・沖縄ブロック地区賞
最後の九州・沖縄ブロックは「おくら」です。ながさき南部生産組合のおくら畑は、あえて陽あたりがあまり良くない、湿度の高い谷間の田んぼを使うのだそうです。その日照と湿度のバランスがオクラにとっては最適の環境になっているのだとか。オクラを知り尽くした農家さんが、その成育の状況にあわせて、何度も細かくわけてミネラル分たっぷりの肥料を与えながら、手間暇かけて作るのだそうです。
まとめ 農家オブザイヤー2019の結果と購入方法
さて、自分でも買える日本一の野菜、いかがだったでしょうか。野菜はその新鮮さや農家さんの手間のかけ方で味がほんとうに違うもの。いまこそ、おいしい本物の野菜の味をきちんと知り、生産者さんたちを応援したいですね。