小泉進次郎環境大臣の発言がいろいろと話題になっています。
最近際だっていたのがこちらですね。
【悲報】小泉進次郎、記者の質問にポエムで回答
記者から中間貯蔵施設の汚染土を30年後に福島県外に移すという国の約束について問われた小泉進次郎、質問には全然答えずに突然自分語りのポエムを記者団に披露。
人気があっても結局は「やってる感」ばかりでペラペラの人間でしたね。ペラッペラ。 pic.twitter.com/KfFdoU15c7— HOM55 (@HON5437) September 17, 2019
ペラペラとは思いませんが、ちょっと意味不明なことは否めません(笑)
そこで環境大臣就任後の発言もふくめ、これまでの発言がそこまでポエムだったのか?を過去の報道などにさかのぼって独自検証してみたいと思います!
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口コミで寄せられた小泉進次郎のポエム発言
大臣に就任して、ひとつひとつの発言が注目されていることもあり、皆さんが「思えば、こんな発言もしてました」といろいろな過去のポエムをシェアしています。
1年くらい前、小泉進次郎はとしまえんのコスイベのとき駅前で「今日はこちらでコスプレのイベントがあるらしいんですよ。みなさん、民主党というのはコスプレのようなものなんですよ!!」と、意味不明なdisをかまされたときから頭の働きに疑問を持ち続けてきた。間違ってなかった
— ニャーガ@Quatsushiqua (@siroyagi) September 18, 2019
「30年後の私」発言で話題の小泉進次郎。以前テレ東の池上彰の番組で、池上に「マックスウェーバーの〝職業としての政治〟を読んだか?」と訊かれ「タイトルが良くないですね。政治は職業じゃない」と応え「読んだかどうか聞いとるんじゃ、ボケ!」と、老父が叫んでたの思い出した。安定の卑怯な手口。
— はな (@hanakija38) September 18, 2019
(福島第一原発の処理水は海洋放棄しかないと語った原田前環境相の発言について記者に問われ)
「福島の漁業関係者に(原田氏の発言の)お詫びをしに行ったら、のどぐろが獲れると聞いた。今度、環境省に来てくれると言うので、部屋で一緒に食べられないかと思います」
これまでの発言もポエムだったのか報道から検証
ここ数年にさかのぼって、小泉進次郎環境大臣の発言語録を見てみました。
2017年4月 高校生の質問に高校生から交際相手の有無を質問されて
「あの、この世界、いたらバレています」
2017年9月 衆院解散直後
(なぜ本会議場で解散のときに万歳をしなかったと問われて)
「なんで万歳するんですか。わかりませんよね。だからしないんです。慣習だからとか、今までやってきたからとか、合理的理由なくやり続けるのは僕は好きじゃない。そういったものを全部なくせばいいと思う。」
(朝日新聞2017年9月28日)
2017年10月 衆院選後 軽減税率について
「私は新聞が軽減税率対象っておかしいと思います。これテレビ新聞はほとんど報じてくれないんですよね。消費増税を訴える新聞が、自分たちの消費増税を負担しないという事をあまり報じないっていうのはフェアじゃない」
(J-CASTニュース 2017年10月23日)
2017年11月 衆院選後の発言
「自民の議席数が国民の信頼を物語っているとは思わない。国民の思いと議席には大きなギャップがある」
「国会での与党の質問時間を増やす動きについても「野党が質問時間を確保するのは当然。野党の言葉に耳を傾けるべきだ」
(excite ニュース 2017年11月28日)
2017年11月 教育無償化財源について
「党で全く議論していない。このままなら党はいらない」
15年度補正予算で低所得の年金生活者に1人3万円の臨時給付金を配った経緯に触れ
「あのときのデジャブだ。党で議論していないことがぽんと出てくる」と述べた。「経済界は政治の下請けか。政治に左右されるなら日本にイノベーションは生まれない」(2017年11月2日日本経済新聞)
2018年4月 森友学園問題にかかわる財務省の決裁文書改ざんについて
「平成の政治史に残る大きな事件だ」「政府が国民全体にウソをついた。怒りを持って追及していく。与党も野党も、関係ない」
安倍昭恵首相夫人の証人喚問について
「みんな思うところはある」
(zakzakニュース)
2018年8月 (自民党の杉田水脈〈みお〉衆院議員が月刊誌で、同性カップルを念頭に「子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと主張した問題に)
「あれはありえない。いかに人生100年時代をそれぞれ多様な価値観で支えていくかということをめざして、人生100年時代(の議論)や働き方改革などをやっているなかで、やっぱりあれは違う。」
(2018年8月1日 朝日新聞)
2019年5月 自民党厚生労働部会長の講演で
今後首相の立場になったときにどんな国のかたち、ビジョンを掲げるのかとの質問に
「なんとかこのまま行きたいっていう人が本当に多い。そういうときに、大胆に変えることに血道をあげて、しかもスピードも伴って変えたい。そういったことを訴えている男に出番はないんじゃないですか」
「(年金)受給開始年齢の柔軟化。これはまさに今日、特にメディアの皆さんに言いたいことの1つなんですが、今って年金の制度は60歳から70歳まで選べます。何歳からもらうか。そして60歳からもらうと65歳でもらうよりも年金額は3割カットされます。70歳でもらえば、60歳でもらうよりも年金額は42%アップします。これは、私いまいろんなところで講演をしていますが、ほとんど知られていません」
「世界の中の日本で22世紀を見据えて、人口減少をベースにして、どうやって明るい未来を築いていくかということの変革にこれからも取り組んでいきたいと思います」
「やっぱりメディアの皆さんにも政治っていうのはたたく対象っていうことも、もう一回考えてもらいたいなと思うし、この国会改革も象徴的ですよ。進んだときは報道無いですから。で、進まないだろうっていうときはめちゃくちゃ報道あるんですよ」
「本当に社会全体でいま経済社会構造全体を変えていきたいっていう(人生)100年時代の話をしましたけど、メディアの皆さんだって一緒に考えませんか?(政治家に)ならせないっていう気にさせるっていうことがあると思いますよ」
(FNN PRIMEニュース)
まだまだ小泉大臣のポエマーぶりが取り沙汰されていなかった頃。
言葉の端々に、他の政治家にはない言い回しや、ちょっと空を見るような発言はありますが、だいたいにおいて言っていることはまともなような気がします。
小泉進次郎のポエムTシャツまで登場?!
なぜか「意味深」に聞こえる小泉進次郎さんの発言。
なかなかの「ポエム」ぶりに、とうとう「みつを」ならぬ「しんじろう」の銘が入ったTシャツ!まで登場したとかしないとか。
【大人気!】小泉進次郎氏のポエム、ついにTシャツになる https://t.co/dVwFcP3ZaW
みつを★よりwwwwww pic.twitter.com/yQExvR7SgO
— ちーたろ🐢🇯🇵🌏💞 (@planet__plastic) September 20, 2019
これは流行りそう(?)です。
おわりに これからの発言に期待!
環境大臣になり、会見の数も多くなり、また記者の追及や質問も厳しくなる環境で、38歳の若い政治家が立ち振る舞っていくのは大変だと思います。
数年前から「安倍首相の後継者」という見られ方をされている小泉進次郎さんを「まだまだだ」と世間に思わせるために安倍首相周辺が環境大臣に推挙したのではないかといううがった見方もできそうですが、確かに大臣としては未熟な部分もあるのかもしれませんね。
しかしまだまだ就任直後。ここから変わっていく可能性もありますから、ゆっくりと見守りたいところです。(もちろん仕事は迅速にやってほしいですが!)
これからの国民の声に沿ったお仕事を期待しつつ。
ご覧いただきありがとうございました!