日本で物件を探そうと思ったら、条件の合う部屋を不動産屋で探し、内見をして気に入ったら入居申込をして手付金を払って第一段階
その後入居審査という第二段階を経て、やっと最終段階の契約時に敷金や礼金などの振り込み・保証人を立てるなどの手続きなどがあり大変なことも多く、早くても約一ヶ月程。
家具も部屋に合うように揃えようと思ったりすると、もっと時間がかかります。
しかし東欧の国ハンガリーではそんなことはなく、早ければ内見をしたその日に住み始めることができるのです!今回は、そういうハンガリーの物件事情について書いていきたいと思います。
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バックパック1つで入居できちゃう?
国が陸続きのヨーロッパは、日本と比べてとても移民が多く、仕事をするときも国をまたいでオフィス に向かったり、実家はドイツにあるけれど一人暮らしの家はハンガリーにあるなど、国を越えた移動が活発です。
日本人の感覚だと、国境というよりも県境に近いなと思います。そんな彼らにとっては外国人が外国の土地に住むことは珍しいことではなく、住んですぐに生活を始めることができるようになっているのが常識となってます。
家具や食器などは備え付けの場合が多く、その他に必要なものを大家に連絡すると基本的には用意してくれます。そのため洋服をつめたバックパック1つで入居することが可能になります。
https://greatforest.hu/property/87091-debrecen-city-center-flat より引用
(一人暮らし用の物件の写真です、椅子やソファー、テレビなどの生活に必要なものはすでに備え付けられています)
契約に必要なもの
契約は基本的に1年間のところが多いです。
必要なものは、不動産屋を介して契約する場合と物件の大家と直接契約する場合でもあまり変わりません。
パスポートと契約する物件の家賃2ヶ月分(デポジットとして)と、すぐに住み始める場合にはその月の家賃が必要です。
デポジットは契約 終了後特に物件に問題がなければ全額返してもらうことができますが、大家によっては不当な言いがかりをつけてきて全額返してもらえなかったりすることがあったり、現地の言葉しか話せない方も多いため、探す場合は英語を話すことができる不動産屋を介して契約することをお勧めします。
お勧めの探し方
お勧めの探し方は大きく分けて2通りあります。
1つ目はgoogleなどで住みたい都市の名前と物件などを検索し不動産屋さんをいくつか見つけ、コンタクトを取り自分の希望を伝えることです。
大家がいくつかの不動産屋と契約して物件を不動産屋のページに掲載していることが多々あります。同じ物件でも家賃が少し異なることがあったり、不動産屋によっては積極的に家賃の価格交渉をおこなってくれる場合があるのでぜひ比較してみてください。
2つ目はfacebookで物件が載っているページを探すことです。
この方法は特にシェアハウスを探している人にお勧めで、ルームメイトを探したいという場合でも、物件とルームメイトを探している人を同時に見つけることができます。
最後に
日本人は土足文化がないので、部屋を綺麗に使ったりお金にしっかりしているという印象をもってくださる不動産屋・大家の方が多く、大半の方は親切に助けてくれます。
こういう時には、日本人でよかったと思うと同時に、期待を裏切ってはいけないなと気を引き締めています。
この記事が、ワーキングホリデーや留学を考えている方々の参考になれば幸いです。
日本では、少子高齢化の異常な加速に加え、都会志向の高まりにより、地方では若い世代の流出が止まりません。
その様な地方でも、地方ならでの良さや体験できないことがあります。それは旅行で見聞きすることとはまったく違う世界です。
住民として住んでみて初めて見える世界というものがあります。
日本もハンガリーの様な、便利で柔軟な賃貸状況になれば、そういうことを体験しスキルや知見を深めたいとう視座の高い方々の移動が高まり、日本ももっと良くなるのにな・・と思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。