日記

名店ひしめくパリ7区で、驚くほど美しく、味も抜群のミシュラン星付き店

 

さてこれまでずっと「穴場」重視でレストランを取り上げてきているわけですが、時には晴れやかな表舞台のレストラン!も話題にしてみたくなるものです。

ということで、今回は(またもや)パリで活躍する日本人シェフ、しかも2018年、2019年と続けてミシュラン1つ星を獲得するレストラン「Pertinence ペルティナンス」をご案内します。

 

「食の都」パリでも競争が激しいエリア

 

ここはパリ7区。セーヌ川から南側のいわゆる「左岸」。ナポレオンが眠り、軍事博物館がおかれ、今も軍関係の施設が多い「アンヴァリッド」地区が舞台です。セーヌを渡ればグランパレやシャンゼリゼ。そしてアンバリッド広場をはじめ、割と緑も多く、それでいてほどよい活気もあって、歩いていてもほんとうに気持ちのいい街です。

ここからエッフェル塔にかけてのエリアは、パリでも古くからの高級住宅地で、それにあわせて品のいい商店街が発達してきました。普通にパン屋や肉屋、なんでも揃っているわけですが、とりわけレストランに関しては、昔ながらの名店に加えて、新興の人気店が名前を連ねる界隈として知られています。

 

中でも名店ひしめく場所に誕生したのが、日本人の内藤隆乃介さんとマレーシア出身でパートナーのリュウ・クウェンさんがオープンしたレストラン「Pertinence ペルティナンス」です。

 

オープン1年で星を獲得!

 

開店したのは2017年。実は開店間際にたまたま前を通りかかって、とても洗練された内装のレストランができそうだということで注目していました。開店してすぐに出かけましたが、その頃はまだお客さまもそれほど多くなく、シェフも「少しずつ知られていくといいんですが」と控えめなことをおっしゃっていました。

つまり、最初はかなり「穴場」だったのです。なにしろランチでも45€くらいとけっして安くはなかったですが、その内容たるや充実も充実。前菜からデザートまで、手抜かりなく芸術的に美しく、そしてすべておいしい。素材の味と食感をかなり繊細に活かしつつ、ボリュームと美も追求した料理は、人気店間違いなし!と素人の私でさえ思ったものです。


photo by Takeshi

 

それもそのはず、シェフの内藤隆乃介さんはパリの「タイユヴァン」「ル・ムーリス」「アントワーヌ」などの名店で仕事をしてきた実力派。特に「ル・ムーリス」では「Sous Chef」つまりNo.2のシェフを務めていました。「静かで予約が取りやすいままならいいのに・・・という仄かな望みもいい意味であっさり裏切られ、2018年にミシュランの1つ星を獲得。あっという間にスターダムにのし上がってしまいました。


photo by Takeshi

 

そしてまた今年もミシュラン★!

2019年1月25日発売のミシュランガイド2019で、2年連続の星獲得となった「Pertinence」。75店の1つ星獲得レストランのうち、日本人シェフの店が11店と、なにやらパリの日本人シェフの株を上げる結果となりました。

16席と小さいけれど、華やかで洗練され、そして味も美も追求した本格派のフレンチ。これからますますの活躍が期待されます。そしてもちろん、予約は必須です。


photo by Takeshi


<Information>

Pertinence ペルティナンス

29 rue de l’ Exposition