元号が「令和」になって2ヶ月あまり。元号のついたものといえばいろいろとありますが、その代表的なものといえばお金、つまり「硬貨」ですよね。
いよいよ7月11日に「令和元年」と刻まれた最初の硬貨の製造が大阪の造幣局で始まったそうです。
令和最初の硬貨の製造開始には、麻生財務大臣なども立ち会い、「打ち初め式」なるものが行われたそうです。そんなイベントがあるんですね。
この「令和元年」の硬貨を手に入れるにはどうしたらいいのか?その入手方法について「「令和元年」と刻まれた500円・100円硬貨の入手・両替方法は?」と題してご紹介したいと思います!
それではさっそく行ってみましょう!
Contents
「令和元年」硬貨、7月中には全国に流通開始!
2019年7月11日に製造が始まったのは「令和元年」と打たれた「500円硬貨」と「100円硬貨」。
造幣局で製造されたこれらの硬貨は、7月中には日銀に送られて、そののち、一般の銀行などを通じて全国に流通することになります。
ですので7月の終わり、8月くらいからは徐々に時間をかけて一般の国民の手にも回ってきて、いつかはあなたの手にも届くはずです。でも「それを待ってはいられない!」あるいは「確実に手に入れたい!」という方もいらっしゃいますよね。
そんな方法はあるんでしょうか・・・。
「令和元年」硬貨を入手する方法!
順次広がっていく新硬貨ですが、それを待っていられない!という方には、大きく2つの入手方法があります。
○銀行で新硬貨を依頼する
○造幣局のミントショップで購入する
それぞれについて見てみましょう!
銀行で新硬貨を依頼する
硬貨を作っているのは造幣局であり、管理しているのは日本銀行です。ただし、日本銀行は一般の両替を受け付けていませんので、私たち一般市民が両替や新札・新硬貨を依頼するのはやはり一般の銀行ということになります。
※郵便局は「両替商」ではないので、一般的に紙幣や硬貨の両替はできません。
今回の場合、製造の始まった硬貨が日本銀行に送られるのが7月中。早ければこの7月中、8月上旬くらいからは徐々に銀行に送られる硬貨が出てくるはずです。
銀行では、冠婚葬祭などに使用される新しい紙幣や硬貨を窓口で両替または引き出すことができます。銀行によって対応が異なりますので、窓口でまずは問い合わせてみてください。
たとえば、三菱UFJ銀行の場合、両替依頼書があり、銀行口座があれば一定数は無料で両替ができます。ただし紙幣の場合は「新札」を指定することができますが、硬貨に関してはかならずしもストックがないので、新硬貨を指定することができません。窓口で確認してみてください。
銀行支店に新硬貨がない場合には、銀行を通じて日本銀行から取り寄せ、予約することもできるようです。これも対応が銀行によって異なりますので、窓口で問い合わせてみてください。
いずれにしても、8月になって銀行に新硬貨が出回るようになってから出向きましょう。
造幣局のミントショップで購入する
造幣局には、造幣局で製造される貨幣などを販売する「ミントショップ」というのがあります。「ミント」とは英語の「the mint=造幣局」という意味から来ています。
硬貨の両替などはしていませんが、発行されている新硬貨がセットになった「ミントセット」なるものが販売されているので、このセットの発売を待って、確実に新硬貨、しかも造幣局お墨付き?のレアものを入手することができます。まだ造幣局でも「令和元年」の500円・100円以外の硬貨の発行が始まっていないので、ミントセットは発売されていません。
造幣局にある実際のショップと、通信販売で入手する方法があります。
※現在はまだ「令和元年」のミントセットは販売されていませんのでご注意ください。また「平成31年」のセットはすでに造幣局ミントショップでは販売終了しています。
造幣局内ミントショップの場所は?
国内には3つのミントショップ(店舗型)があります。
<造幣局(本局・大阪)構内ミントショップ>
営業時間:9:00〜16:30
休業日:毎月第3水曜日、年末年始、造幣博物館の休館日
※その他臨時休業もあり
お問い合わせ:06-6351-5370
<造幣さいたま博物館内ミントショップ>
営業時間:9:00~16:30
休業日:毎月第3水曜日、年末年始、造幣博物館の休館日
※その他臨時休業もあり
お問い合わせ:048-645-5918
<造幣展示室(広島支局)内ミントショップ>
営業時間:9:30~16:00
月〜金曜日(祝日および年末年始を除く)
※その他臨時休業もあり
お問い合わせ:082-922-1597
「令和元年」硬貨の入手方法 まとめ
ここまで「令和元年」と銘打たれた硬貨の入手方法について見てきました。
残念ながら、冠婚葬祭など「新札」の需要が多い紙幣と違い、銀行で新硬貨を両替するための手続きが整っていないのが現状です。「令和元年」と書かれた普通の500円硬貨を手に入れるには、窓口で丁寧に依頼したり、日銀に取り寄せてもらうなど、若干のハードルの高さがあります。
他の少額硬貨の製造が始まって、造幣局のミントセットが発売になったらぜひおさえたいところです。これならば確実に全硬貨の「令和元年」版が手に入るはずです。競争率も高そうですが・・・・。
あとは天皇陛下即位を記念した「天皇陛下御即位記念プルーフ貨幣セット」の通信販売も7月11日から予約受付が始まりました。
500円硬貨に比べるとかなり高額ですが、確実に「令和元年」と打たれ、しかも限定製造ということでプレミアムのつく硬貨になりそうです。お金に余裕のある方は検討してもいいかもしれませんね。
以上、令和元年の新硬貨の入手方法について調べてみました!
最後までおつきあいいただきありがとうございました。