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視聴率と占拠率の違いは何?番組を見ている人の数はどちらが多い?

 

テレビ番組の「視聴率」とはよく聞く言葉ですが、時々「占拠率」あるいは「視聴占拠率」という言葉もあって、どう違うの?という声を聞きます。

今回はこの2つの言葉の違いについて調べてみました。

「視聴率」と「占拠率」は母数(もとになる数字)が違う

視聴率とは?

テレビ番組の「視聴率」の計算は、地区ごとあるいは全国単位で「テレビを所有している世帯の数」が母数(計算の基になる数字)になります。

たとえば、2018年の紅白歌合戦は全国の視聴率が第2部で41.5%だったとされていますが、これは「テレビを所有している100世帯のうち、41.5世帯で視聴されていた」割合になるということになります。

つまりここには「テレビをつけていない世帯」も母数に入っていることになります。

占拠率・視聴占拠率とは?

これに対して「占拠率」または「視聴占拠率」は、「テレビを見ている世帯の中でどれだけの世帯がこの番組を見ているか」の割合になります。

テレビを持っていてもテレビをつけていない世帯もありますが、「占拠率」はこの世帯を母数に入れていません。

このため、特に深夜の時間帯では、「視聴率」と「占拠率」に大きな差ができます。

たとえば、2019年12月25日の北海道ローカルバラエティー番組『水曜どうでしょう』“最新作”の放送で見てみましょう。

この番組時間中の「視聴率」は7.4%(第2夜・札幌地区)に達しましたが、この時間「テレビをつけていた世帯」の中での「占拠率」は51.5%という驚異的な数字となりました。つまり、テレビ所有者のうち番組を見ているのは7.4%だったが、テレビをつけていない世帯も多かったので、テレビをつけている世帯の中でこの番組を見ている人は51.5%に達したということです。

視聴率と占拠率で、番組を見ている人の数はどちらが多い?

このように「視聴率」と「占拠率」では、もとになる基準が違うので数字が変わりますが、番組を見ている世帯の数は同じ。ということになります。