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ノーベル賞メダルの素材は純金?重さや賞金額も確認してみた!

 

2019年のノーベル賞で日本人の吉野彰さんが化学賞を受賞しましたが、その授賞式が12月10日にスウェーデンのストックホルムで行われました。

メダル・・といえば、気になるのはその素材・・・。

人類にとって功績があった研究に与えられる栄誉ですから、メダルの素材によって価値が変わるものではありませんが、それでもやはりちょっと気になります。

ということで、メダルの素材や重さ、そして受賞者の賞金額についてもあらためて確認してみました。

ノーベル賞のメダルの素材は何?純金?

2019年現在、ノーベル賞の受賞者に授与されるメダルは、

18金(K18)をメダルのベースにし、
24金(K24)でメッキしたもの。

が使われているそうです。

「18金」「24金」の違いは?

金あるいは金を含む合金の純度は、24分率で表示されます。つまり、

「24金」(K24)=純金

となります。

「K1」ごとに4.17%ずつ金の含有率が変化するそうで、「18金」では、金の割合は約75%ということになります。この場合、金以外の約25%は、おもに銀や銅、亜鉛、パラジウムなどが混合されるということです。

実は、ノーベル賞のメダルも最初は「24金」いわゆる純金だったのですが、金は金属の中でも比較的柔らかく、純金だと落として曲がってしまったり、傷がつきやすいことから1980年を境に今の純度になりました。

ノーベル賞のメダルの重さは?

ノーベル賞で授与されるメダルの重さは、

約175g

やや雑な比べ方ですが、わかりやすく言えば「175g」は、みかん2個分、りんごなら1個分となります。かつては約200gだったそうですが、純金でなくなってから少し減ったとされています(ノーベル財団HPより)。

ちなみにオリンピックのメダルは、金メダルでも素材は銀でつくられています。銀の純度はいわゆる925、92.5%以上の純度の銀。それに金メダルの場合は6グラムの純金で金張りとしています。重さは全体で500gから800gと、これはデザインによって変化します。

またノーベル賞のメダルの大きさは、約66mmです。それほど大きくないんですね。

ノーベル賞の賞金額は?税金はかかる?

ノーベル賞を受賞した人が受け取る賞金は、

1000万スウェーデン・クローナ

1クローナは、現在のレートで11.45円

つまり、約1億1450万円ということになります。

日本の所得税法は、第九条で所得税を課さない、つまり非課税の所得について規定していますが、この中の「第13項ホ」に「ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品」とあって、ノーベル賞の賞金には所得税がかからないことになっています。

ということで、

ノーベル賞賞金には(日本の)所得税がかかりません。

ノーベル賞のメダルにレプリカがあるのはなぜ?

ノーベル賞で授与されるメダルですが、受賞者の希望により「3個」までメダルのレプリカ(複製)を造ることを許可されているそうです。

なぜ、レプリカを造るのかというと、受賞者の多くが研究機関や企業に所属していることも多く、その所属機関も受賞に大きく貢献しているケースも多いため、本人がメダルの本体を、そして所属団体がレプリカを保管、展示、などというために使われるのです。

おわりに

ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言と遺産によって始まったノーベル賞。1901年から始まって100年以上経った今も、大きくその価値が変わらず受け継がれているってすごいですね。

いくつかの紆余曲折もありましたが、賞金額もほぼ変わらず、メダルもほぼ同じ。ここまで世界的な権威として名誉ある賞になるとは、もしかしたらノーベル本人も思っていなかったかもしれません。

いずれにしても、メダルの素材や重さで栄誉が変わるわけではありません。ちょっとした雑学として覚えておいてはどうでしょうか。

以上、『ノーベル賞メダルの素材は純金?重さや賞金額も確認してみた!』と題してお届けしました。最後までご覧いただきありがとうございました!