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ナイキ厚底シューズってどれ?商品名は?使用禁止の報道で話題に!

 

ナイキの厚底シューズが、世界陸連の新規則で「使用禁止」になる模様と「テレグラフ」「タイムズ」など英国のメディアが報じ、世界的に話題になっています。

この厚底シューズは、2018年くらいからマラソン選手を中心に使用する選手が激増。「箱根駅伝」でもかなりの選手が使用していて注目されました。気になる商品名について見てみましょう!

ナイキNikeの厚底シューズ・その商品名は?

世界陸連の新規則で使用禁止になると報道され、注目されているナイキのシューズは「ヴェイパーフライ」シリーズです。

とりわけその進化系である、
「ヴェイパーフライネクスト%」
は、2020年の箱根駅伝、あるいは2019年に行われた選考会などで多くの選手が使用し、大きな話題になりました。

ナイキHPより引用

 

このシューズ、かなり高性能らしく、2019年くらいから使用する選手が急激に増えてきたといいます。すでに昨年の箱根駅伝でもこの「ヴェイパー」を履く選手が86人にいて、そのほかはアシックスが51人、さらにアディダス、ミズノとつづきました。

2019年10月の箱根駅伝予選会では、この流れがさらに顕著になり、ほとんどの選手が「ヴェイパー」だったのでは、と言われているほどです。

Nikeのヴェイパーフライは何が問題なの?

Nike『ヴェイパーフライ』はいわゆるランニング用の「厚底シューズ」

世界のトップランナーたちからの「クッション性が重視され、足への負担が少ないシューズを」というニーズに応える形でナイキが開発。軽さとクッション性を両立させるため、なんと航空産業などで使われる特殊素材を活かしたフォーム、ズームXを採用することから始まりました。

この特殊素材のあいだに、反発力を増すカーボンプレートを挟み込むことによって、さらに前に進む推進力を提供。使用した選手のあいだからは「シューズが勝手に走ってくれるようだ」という評価も。いかに革新的な進化かを物語っています。

世界記録保持者のキプチョゲ選手も、あの2時間を切った非公認レースのときにも「厚底シューズ」を履いていましたが、これはこの「ヴェイパーフライ」の原型となる「アルファフライ」のプロトタイプと言われています。

東京オリンピックを前に沸き上がったシューズ問題。どうなるのか議論の行方が気になります。