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ZOZO買収でマリンスタジアムの名前はどうなる?違約金はいくら?

 

ソフトバンク傘下のヤフーがZOZOに対して株式公開買い付けを行い、子会社化を目指すことが発表されて、話題になっています。

これにあわせて「ZOZO」の名前がついた千葉のマリンスタジアムはどうなるのか?という話題がネット上で沸き起こっているので『ZOZO買収でマリンスタジアムの名前はどうなる?違約金はいくら?』ということで、お伝えしていきます!

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ZOZO買収でマリンスタジアムの名前はどうなる?

まだZOZOからは発表はありませんが、ZOZOがヤフーの子会社になるに伴い、「ZOZO」ブランドがどうなるのか
というところは気になるところです。

「ZOZO」は前澤友作氏の活動もあってかなりブランドとしての知名度も高く、ヤフーはこれも含めて買うという決断をしていると思いますので、「ZOZO」ブランドはなくならないでしょう

球場などの命名権に関しては、親会社となるヤフーとも協議もしながらの判断になるのでしょうが、「ZOZO」が命名権を手放すという声も多いなか、あえて「ZOZO」継続の公算が高いと予想します。

契約はいつまで?契約料と違約金は?

ZOZOと千葉市、ロッテ、3社によるスタジアム命名権の契約は、

契約期間2016年12月1日〜2026年11月30日
10年間

となっていて、年間契約料3億1,000万円(消費税別)を1年ごとに千葉市とロッテに支払っています。

2016年に前の命名権所有者QVCが契約解除を申し入れたときには、残り期間の契約料の3割を違約金として支払うことで合意したとされています。

この時には、QVCと千葉市のあいだで中途解約に関する取り決めがなかったために、協議の上、3割ということになったようですが、ZOZOとの契約の際に、違約金に関する別の取り決めがされた可能性もあります。

今回もこの「3割」という前例が適用されるとすれば、下記の違約金で中途解約が成立する可能性があるということになります。

2019年12月1日〜2026年11月30日 7年間の契約金総額
21億7,000万円×30%
6億5,100万円(消費税別)

この6億5,100万円を現段階で支払うことを選ぶのか、それとも今後7年間、ブランドをプロモーションできる権利を残すのか、おそらく後者を選ぶのではないかというのが予想です。

福岡ヤフオクドームとの関連は?

ひとつ課題として残るのは、ZOZOがヤフーの子会社になるということで、すでに福岡のヤフオクドームの命名権を所有しているヤフーとZOZOの関連をどう見るかということでしょうか。

ただ福岡ヤフオクドームの場合、すでにここを本拠地にしている球団が、福岡ソフトバンクホークス、つまり「ソフトバンク」というヤフーの親会社の所有であり、マリンスタジアムとは事情が異なる点もあります。

「ネーミングライツは1球団1企業」の原則が適用されるのかどうか、これからの議論になりそうです。

このまま「ZOZOマリンスタジアム」が存続するとすれば、パ・リーグの2球場が「ソフトバンク傘下」ということになります。「ロッテ」の思いもやや複雑なことになりそうです。

ZOZO買収に地元などの声は?